LTSpice を使う

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LTSpice はリニアテクノロジー社が提供している無料かつ使用制限の無い 回路シミュレータです。

回路シミュレータといえば,OrCad-PSpiceがメジャーでその入門から活用法まで幾多 の書籍やサイトがあります。しかし,残念ながらLTSpice については, その情報はそう多くありません。

そこで,LTSpice を初めて操作する人向けに,このWebページを作成しました。 LTSpice を使い始めようと思う人にとって,このWebページが役立ってほしいと 願う次第です。


LTSpice はバージョンアップを重ね現在 LTSpice IV となっています。このWebページは過去の LTSpice/SwCADIII に対応した記述をしています。 LTSpice IV の基本的な操作方法は LTSpice/SwCADIII とほとんど同じなので当Webページの内容は適合すると思いますが,現行のLTSpice と異なる事項がありましたらご容赦ください。


  1. LTSpice のダウンロード

    ともかく,これがなければ何事も始まりません。


  2. LTSpice/SwCAD III 入門(PDF)

    1石トランジスタ回路を例に,回路図入力,過渡解析,AC解析,DC解析の基本がマスターできるように配慮して記述しました。

    本稿の執筆にあたってはNAKAMURAToshio氏のサイト LTspiceによるシミュレーションから操作解説の多くを引用させていただきました。

    • 回路の簡単な描き方(Flash Video)

      LTSpice/SwCAD III 入門(PDF)の1石トランジスタアンプを簡単に描くデモ・ビデオです。

      SwitcherCAD使いにはよく知られた技法ですが,他の電子回路CADの操作に慣れた方からは「裏技」だと言われます。

      この方法を使えば,1個づつ部品を配置した後に配線する通常の方法より,簡単かつ短時間に回路図を入力できます。

    • シミュレーションの基本操作(Flash Video)

      シミュレーション操作のデモビデオです。


  3. トランジスタ増幅回路設計入門(PDF)

    自分で回路を設計してLTSpiceで動作検証したい人のために, トランジスタ電圧増幅回路の設計法を記述しました。

    例題に使用したトランジスタは2SC1815ですが,このデバイスのSPICEモデルは LTSpiceには入っていませんので,ほぼ同等の特性を持つ2N2222を用いれば動作検証が 可能です。


  4. 日本製半導体素子のSPICEモデルを組み込む(html)

    LTspice の標準ライブラリには,日本製のダイオード,トランジスタ,FETの 半導体素子は収容されていないので,
    数理設計研究所の「 Spice and Model」に公開されている日本製のダイオード,トランジスタ, FETのSpiceモデルを標準ライブラリに組み込みました。


  5. LTSpice/SwitcherCAD III を使いやすくする(html)

    標準のLTSpice に次のライブラリを追加し便利に使えるようにしました。

    • 抵抗部品のシンボル
    • 五極真空管のシンボル
    • トランスのシンボル
    • 真空管のSPICEライブラリ
    • トランスのSPICEライブラリ

  6. 真空管アンプのシミュレーション(html)

    6BM8シングルの真空管アンプをシミュレーションして見ました。このアンプの設計者 (二尾氏)は当時高校生で,電子管工学(濱田成徳,和田正信:コロナ社),電子回路 (電気通信学会編:コロナ社), 電子回路機銑掘弊郛綫妓:共立出版)などの 昭和40年代の古い技術書を読破してゼロから回路設計し製作したものです。


  7. 参考

    LTSpice の入門レベルからのステップアップを 目指される方には次のサイトをお薦めします。

    • ベルが鳴る

      豊富なシミュレーション例と詳細な解説があり,とても勉強になります。

    • Ayumi's Lab

      電子管回路+Spiceに関してはこのサイトが秀逸です。

      電脳時代の真空管アンプ設計 に日本語訳のSpice 3f5マニュアルがあります。

      PDF版をダウンロードして印刷・製本すれば紙ベースの Spice 3f5マニュアルを手元に持つことができます。

    • Using LTSpice

      作成途上のページのようですが,デバイスのモデリングなど非常に参考になります。


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update 2009.10.12
Open 2005.11.25

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