Raspberry Piは3,000円程の名刺サイズのパソコンです。このRaspberry Pi と Arduino を連携動作させてみます。
先ず,Raspberry Pi上でArduinio IDEを使えるようにします。
ここでは,Raspberry PiにOSがインストールされX-windowやterminalコンソールが使える状態であることを前提にします。
Linux(x86)版arduino IDEをarduino公式サイトからダウンロードしてインストールする方法です。
X-windowのforward機能を使ってMacからRaspberry Piのarduino IDEを遠隔操作します。
少し待っているとMacのデスクトップにRaspberry Piのarduino IDEが現れます。
今度はWindowsからRaspberry Piのarduino IDEを遠隔操作します。
Xming-6-9-0-31-setup.exeをここからダウンロードします。
XダウンロードしたXming-6-9-0-31-setup.exeをダブルクリックしてインストールします。
Start programの startlxde はRaspberry PiのLXDE(X-windowデスクトップ)をXmingで遠隔起動する記述です。
Connect computerの欄にはRaspberry Piに振られたIPアドレスを記述します。ご自分の環境に合せて書き換えてください。
-screen 0 960x700 はRaspberry PiのX-windowデスクトップをXmingで開くときのサイズです。
[Save configuration]をクリックして設定内容をファイル RPi.xlaunch 等の名前を付けて保存します。
[完了]をクリックするとXmingが起動し Raspberry PiのLXDEが表示されます。
次回からは保存した設定ファイルをダブルクリックするとxmingが起動しLXDEが開きます。
Raspberry PiのX-windowを他のパソコンから遠隔制御するとRaspberry Piにディスプレイやキーボード,マウスなど接続せずに活用できるようになり非常に便利です。
upload 2012.10.20
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