勤務校のマイコン制御実習でLPC1114FN28を使おうかと準備をしている。
本日は実習用ボードと開発環境を検討して見た。webに先行事例がたくさんある。
実験ボード
プロトタイプで動作検証中
開発環境
mbedクラウド・コンパイラのmbed・LPC1114FN28プラットフォームを利用
しかし,クラウド・コンパイラがときどき利用不能になることがあります。実習中に利用不能になるとユーザ側では全く回復の目算が立たず授業運営が深刻な事態に陥るのでオフラインの開発環境を用意すべきと考えます。 mbedオフライン開発環境
書き込みソフトlpc21isp
ソース http://lpc21isp.sourceforge.net/
書き込みコマンド
$ lpc21isp -control -bin ファイル名 /dev/シリアルデバイス名 115200 48000
ファイル名 | mbedコンパイラが吐くbinファイルの名 |
シリアルデバイス名 | 接続したusbシリアルデバイスポート名 例:/dev/cu.usbserial-DJ004OQF) |
115200 | 通信速度 |
48000 | LPC1114FN28のクロック周波数 |
FTDIチップでDTR,RTSの配線をしておくとIPSモードへの移行はlpc21ispから自動制御される。
手動でISPモードにするときは24番ピンをLOWにしておいて,23番ピンLOW-HIGHTとする。
macであればmorecat_labさんの方法を使えばmbedコンパイラからbinファイルをダウンロードしたら自動的に書き込むようになる。
AppleScriptでlpc21ispをmbedライクに使う