javascript(node.js)で書かれたarduinoコマンドライン開発環境(avr-pizza + avrgirl-arduino)を試して見ました。(2017.12.13 加筆)
1.前ふり
作者のSuz Hinton氏(@noopkat)は私の娘(@kosamari)の友人でニューヨーク・ブルックリン在住です。ハードウエアとWeb技術に精通し,O’raillyのJavaScript Roboticsの共同執筆者です(Chapter.14 Meow Shoes)
Suz Hinton氏Webサイト http://noopkat.com/
2016年10月にMakerFaire New Yorkの出展のため遠征したときに、ご本人にお会いしました。そのときにjavascript(node.js)でavr開発環境が制作中であることを聞きました。
avrdudeが使いにくい,修正案を伝えようにもavrdudeの開発形態が複雑怪奇…なので,avrdudeに変わるavrプログラマ(ライタ)を作りました。dude(男)に対してgirl(女子)ということでavrgirlという名にしました。とお茶目です。
avrgirlはarduino.ccのクラウド開発環境にも組み込まれているそうです。
avr-pizza はクラウド・コンパイラのフロントエンドです。オプションの設定によりローカルにインストールされたArduino IDEのコンパイラを利用することも可能です。
avr-pizzaと連動して働くクラウド・コンパイラもSuz氏によりMicrosoft-Azure上に構築されています。(因みに,Suz氏は米マイクロソフト社のエンジニア)
avr-pizza, avrgirl-arduinoはnode.jsのライブラリとして提供されており,それぞれに動作を確認するためのコマンドライン・アプリケーションが付属しています。今回は,このコマンドラインアプリを使って見ました。
ざっと使った感じでは,コマンドが非常に簡潔です。
avr-pizza,avrgirlのインストール方法はこちらをご覧ください。
コマンドラインArduino開発環境をインストール する|Make|Kosakalab
Update 2017.12.13