FrontEndなWebエンジニアのM氏から「Arduino UNOでLチカしたんだけど,次に何をしたら良いかな〜?」と聞かれた。
Mさんは「ワタシ,javascriptチョットデキマス」という人なので,次のような自習教程を考えて見ました。
- 準備
- Arduino UNO に StandardFirmata スケッチを書き込む。
- Node.jsのインストール
- 基礎編
- Node.js + Johnny-five でLチカしよう
“johnny-five LED”でクグッてね - Node.js + Johnny-five でスイッチのON-OFFを読み取ってみよう
“johnny-five switch”でクグッてね - WebページからLチカしよう
この辺を参考に - Twitter API 使ってLED制御アカウントにメッセージを投げてLチカしよう
“johnny-five twitter API”でクグッてね - 気象センサー(温度,気圧など)のデータを読み取ってみよう
“johnny-five multi”でクグッてね
- Node.js + Johnny-five でLチカしよう
- 応用編(ググれば先行事例があるハズ)
- 気象センサーのデータを読み取ってTweetするBOTを作ろう
- 気象センサーのデータを読み取ってD3.jsでSVGのグラフにしてWebページに表示しよう。
- Node.js + Johnny-five でサーボを動かそう
- Webページからサーボを動かそう
- パン・チルトのサーボを遠隔制御するWebCamを作ろう
- その他
- 色々なハードウェアをJohnny-fiveのAPIを使ってコントロールできます。ハードウエアの電気的特性や挙動などを詳しく知る必要はありません。
- 使いたいハードウェアが最近出たものでAPIが提供されていない場合は、しばらく待っていると誰かがAPIを実装します。OSSの強みです。
- Arduinoを使い始めたのでハードウェアを勉強しなくては…と思う必要はありません。また、ハードウェア系の人が書いたArduino解説本やBlog記事を読んでハードウェアの事を知らないとダメだな〜と思う必要もありません。
- ArduinoやJohnny-fiveはハードウェア系以外の人が苦労せずにハードウェアをいじれるように構築されている環境ですから、ハードウェアのことを勉強する前に、Webエンジニアの知識を活かしてWebとハードウェア・デバイスが連携するサービスをどんどん書いて動かしましょう。