表面実装のATtiny10単体にAVRライタでプログラムを書き込む時、書き込み用のソケット(治具)を使う。これが普及品でも結構なお値段–>ソケット変換アダプタ(SOT23)、ソケット単体。これらを使わないで、何とか手軽にできないものかと考えたいたら突如アイデアが降ってきた。
> ホットグルーの型で位置決め治具を作る。
この、お手軽治具はATtiny10だけでなく、他の面実装マイコンにも応用できるはず。
2017.01.07 02.43 tweet 布団の中でふと考えた工作を我慢できずやってみたら狙ったとおりのことができた! うれしいので連投しま〜す。 深夜工作・ATtiny10 書き込み治具を作った
- 用意するもの。ATtiny10,SOT23ブレークアウトボード,グルーガン,台所洗剤
図1
- ATtiny10をブレークアウトボードに固定して作業板に置き台所洗剤を塗布する。(図2)
ATtiny10は接着剤で固定した方が良い。 - ブレークアウトボード全体が隠れるほどホットグルーを垂らす。(図3)
図2
図3
- グルーが冷えて固まるまで動かさない。固まったらブレークアウトボードとグルーの塊を剥がす。(洗剤が付いているのでくっつかない)(図5)—-この型を取ったグルーの塊をATtiny10とブレークアウトボードの位置決め治具として使います。
図4
図5
- 新たなブレークアウトボードにリード線を接続する。このときスルーホールを埋めない。スルーホールが位置決め穴になる。(図6)
- ブレッドボードにセットする。(図7)
図6
- グルーの塊のくぼみにATtiny10をセットする。すこし持ち上がるように凹みに紙を敷いた。(図8,9)
図8
図9
- ブレッドボードに載せているブレークアウトボードにATtiny10をセットしたグルーの塊をかぶせる。(図10)—-スルーホールの凹とグルー塊の凸で適正位置におさまる。
- 書き込むときは指で押さえておく。(図11)
図10
図11
- アキバ★デンシ氏のアイデア「レゴかなにかでヒンジのブロックと組み合わせると、面白そう」をやって見ました。