(2018.09.04 追記)
KiCad 5 がリリースされ 自動配線ツール(freerouter)とのUIが大幅に変更になりました。
参考:KiCad 5 の自動配線操作(KiCad 5入門実習テキスト より抜粋)

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  1. Freerouterは下のURLからダウンロードして適当な場所に置く。

以下の記事は旧バージョンの KiCad 4.0.7 が対象です。

(2017.11.22 更新)
何年か前の入門セミナーのノートを見ながらKiCADを久しぶりにイジっています。
オートルータ(自動配線ツール)で引っかかったので解決策の備忘です。

  1. Webで連携するオートルータ”Freerouter”が使えなくなっていた。
  2. KiCAD自身が持っているオートルータは非力で実用に耐えない。
  3. ローカルで動かすFreerouterのバイナリをダウンロードして組み込めば良い。
  4. freeroute.jarを動かすためにはJAVAの実行環境が必要なのでJREまたはJDKをインストールしておく。
  5. KiCAD(Pcbnew)への組込み。
    freeroute.jarを次のフォルダ配下に保存する。

    1. Windows
      C:¥Program Files¥KiCad¥bin¥
    2. mac
      /Applications/Kicad/kicad.app/Contents/Applications/pcbnew.app/\
      Contents/MacOS/
    3. ubuntu
      /usr/bin/
  6. 確認
    1. Pcbnewを起動
    2. Pcbnewのツールバーの”外部ルータ…”ボタン(下図★印)をクリックする。
      → “Freerouterのエクスポートとインポート:”ダイヤログが開く。
    3. ダイアログ中の”Specctra Design形式で…”ボタン(下図★印)が有効になっていれば組込みOK。

freeroute

 

具体的な使い方は,最もわかりやすいKicad実習テキスト「KiCad Basics」参照

 

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