FrontEndなWebエンジニアのM氏から「Arduino UNOでLチカしたんだけど,次に何をしたら良いかな〜?」と聞かれた。
Mさんは「ワタシ,javascriptチョットデキマス」という人なので,次のような自習教程を考えて見ました。

  1. 準備
    1. Arduino UNO に StandardFirmata スケッチを書き込む。
    2. Node.jsのインストール
  2.  基礎編
    1. Node.js + Johnny-five でLチカしよう
      “johnny-five LED”でクグッてね

    2. Node.js + Johnny-five でスイッチのON-OFFを読み取ってみよう
      “johnny-five switch”でクグッてね

    3. WebページからLチカしよう
      この辺を参考に

    4. Twitter API 使ってLED制御アカウントにメッセージを投げてLチカしよう
      “johnny-five twitter API”でクグッてね

    5. 気象センサー(温度,気圧など)のデータを読み取ってみよう
      “johnny-five multi”でクグッてね

  3. 応用編(ググれば先行事例があるハズ)
    1. 気象センサーのデータを読み取ってTweetするBOTを作ろう
    2. 気象センサーのデータを読み取ってD3.jsでSVGのグラフにしてWebページに表示しよう。
    3. Node.js + Johnny-five でサーボを動かそう
    4. Webページからサーボを動かそう
    5. パン・チルトのサーボを遠隔制御するWebCamを作ろう
  4. その他
    1. 色々なハードウェアをJohnny-fiveのAPIを使ってコントロールできます。ハードウエアの電気的特性や挙動などを詳しく知る必要はありません。
    2. 使いたいハードウェアが最近出たものでAPIが提供されていない場合は、しばらく待っていると誰かがAPIを実装します。OSSの強みです。
    3. Arduinoを使い始めたのでハードウェアを勉強しなくては…と思う必要はありません。また、ハードウェア系の人が書いたArduino解説本やBlog記事を読んでハードウェアの事を知らないとダメだな〜と思う必要もありません。
    4. ArduinoやJohnny-fiveはハードウェア系以外の人が苦労せずにハードウェアをいじれるように構築されている環境ですから、ハードウェアのことを勉強する前に、Webエンジニアの知識を活かしてWebとハードウェア・デバイスが連携するサービスをどんどん書いて動かしましょう。

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