1. テストツーリング(東京湾1周)
2018年10月下旬に鎖骨骨折が完治し自重していた自転車ロングライドを再開した。2019年5月に「東京湾1周反時計回り」をやって一日180Km以上走行できるかどうか試して日本縦断ツーリングに備えた。東京湾1周214Kmに16時間かかった。フェリー待ちやパンク修理で2時間ぐらいを食われたので,これを差し引くと所要時間は14時間(休憩込み)で遅い。日本縦断を180Km/日ペースで計画したが少し距離を縮めて150Km/日ペースで計画し直すことにした。
2. 実施予定日をずらす
2019年5月最終週に佐多岬をスタートする予定であったが諸般の事情によりスタート困難となった。6月下旬の金沢でのクリエイター・イベント「NT金沢」の日程に合わせて佐多岬をスタートするような事も考えたが6月下旬は梅雨の最盛期で最悪1週間以上雨中走行になることが予想された。梅雨明け後は猛暑になり2週間の自転車ロングライドは無理。9月は台風。10月上旬〜中旬で台風が来なければなんとかなりそう…と期待したが…2019年の10月は大きな台風が来た。それ以後は道北は気温が下がり野宿ツーリングにはむかない。2020年5月下旬に延期せざる得なかった。
3. COVID-19
2020年5月下旬のスタートを待っていたら「コロナウィルス感染症」のパンデミックが起こった。国内で感染拡大が進行し治療法がない状態では感染しないことしか防衛策は無い。感染がどこまで進むのか全く不明な状況で日本縦断ツーリングをスタートするのはリスクが大きすぎると判断して様子を見た。
もはやCOVID-19が収まることは無く感染防御しつつ生活することが普通になった。日本縦断ツーリングも人との接触を極力避けて実施する方法を考えた。
4. 野宿メイン
人との接触を極力避けるには野宿をメインにしてツーリング計画を練り直すことにした。野宿3連泊程度では疲れを溜めないような野宿装備を用意することにした。
5. 実施時期再考
梅雨明けでのスタートと考えていた。気温35度の中150Km走れるか心配だったので8月2日快晴の日に日本縦断ツーリングと同じ装備を搭載して再度東京湾1周テストツーリングをしてみたがやはり13時頃の猛烈な暑さで消耗した。無事に215Kmを走り切ったが20時間もかかった。実走行は13時間だが猛暑時間帯に日陰で3時間休んだりした。暑さにやられる前は巡航速度25Km/hで快調だったが暑さにやられてからは巡航10Km/h以下に落ち3時間休んでも15Km/hくらいにしか回復しなかった。結果,台風の状況を見つつ10月上〜中旬頃の実施を予定で計画を進めている。
ルートも逆ルートにして宗谷岬スタート→佐多岬ゴールとする。稚内地方の秋が深まり気温が下がる前にスタートし台風襲来状況を見ながら南下して行く予定。
6. 野宿装備搭載に問題あり
野宿装備はバックパッキング・スタイルで搭載したが200Km走って見ると色々な問題点が出てきたので対策した。野宿装備搭載の詳細は次の記事で紹介したい。
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