arduino.ccのSoftwareのページに「Access the Online IDE」の表示があります。これは,arduino.orgが提供していたクラウド開発環境をインポートしたのではないかとアクセスして見たら,そのとおりでした。
…ということで,Windows10でArduinoのクラウド開発環境「Arduino Create」を使ってみましょう。
- arduino.ccのSoftwareのページを開き「Try it Now」をクリックします(図1)
- ログインします。arduino.ccのアカウントを持っていない場合はSign UPで新規登録します(図2)
- 図1
- 図2
- ガイドに従って「Arduino Create Agent プラグイン」のダウンロードとインストールを行います(図3,4)
- 図3
- 図4
- インストールフォルダをわかりやすい場所に変更します(図5)
デフォルでインストールするとWindowsの場合は隠しフォルダ「AppData」配下にインストールされます。
インストールが終わるとタスクバーにatduinoアイコンが出現します(図6)
- 図5
- 図6
- Arduino Create開発環境の利用
Arduino Web Editorを開き、最初にArduinoボードを選択します。
ボード選択欄をクリックします(図7) ボードとポートを選択します(図8)
- 図7
- 図8
- スケッチを書いてarduinoボードに書き込みます(図9,10)
- 図9
- 図10
- クラウドに保存
[・・・]ボタンをクリックしてsaveします(図11)
- 図11
- トレイアイコンからの起動
トレイのarudinoアイコンをクリックしポップアップメニューの「Go to Arduino Create」をクリックします(図12)
ブラウザが起動しArduino Createのページが開きます(図13)
- 図12
- 図13
Arduino Createのページには次のリンクがあります(図13)
- Arduino Web Editor:クラウド統合開発環境
- Getting Start:プラグインとIoT環境設定
- Arduino Project Hub:hackster.ioのArduinoカテゴリ
- Need Help? Go to Forum:Arduino-Forumのcloud関連掲示板
- Arduino Store
- Arduino cloud:IoT環境
- Arduino Create Agent のアンインストール
インストールフォルダを開きuninstall.exeを実行します(図14)
- 図14
- 当然、Arduino CreateはMac, Linuxでも利用できます。それぞれのOSに合わせたArduino Create Agentプラグインがインストールされます。
- その他
@kosamariによればArduinoクラウドのスケッチ書き込みソフトにSuz Hintonさん(@noopkat)のavrgirlが使われているとのこと。
Suzさんとは昨年10月にニューヨークを訪問した時にお会いした。「avrdudeが使いにくいのでavrgirl を作っちゃいました。ソフトの名をdude(男)に対してgirlにしたんです」と言っておられた。世の中は狭い。
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