最新情報はこちら→「Arduino IDE でATtiny他の開発」
下の情報は古すぎて役に立ちません
まりす(@maris_HY)さんが、安定して稼動するATtiny10,13用定義ファイル「bitDuino_2014_09_09.zip」を作成されました。「構想100年」Blogの「世界最小?のArduino互換ボードを作ってみた(暫定版)」をご覧ください。
bitDuino_2014_09_09.zipの利用を強くお勧めします。
【暫定レポート2】
先日来,Arduino IDE を用いたATtiny10の開発環境を構築しテストをしていましたが,なんとか公開できるレベルに達したので暫定レポートします。macとwindowsに対応できました。
analogWriteの挙動が不審です
- テスト環境は次のとおりです。
mac OSX(Lion) windows-xp
Arduino IDE 1.0.5
AVRISP mkII - 定義ファイルのダウンロード・インストール
(mac,windows) ATtiny用定義ファイル群(attiny.zip)を,ここからダウンロードします。 bitDuino_2014_09_09.zipの利用を強くお勧めします。
attiny.zipを展開するとattinyフォルダが生成されるので,これをarduinoのスケッチが保存されるフォルダ配下のhardwareフォルダの下にコピーします。 - AVR-GCCコンパイラの差し替え
Arduino IDE 1.0.5 付属のAVR-GCCコンパイラはATtiny10に対応してしていないので差し替えます。
(Windows) AVR-GCCコンパイラ他(avr.zip)を,ここからダウンロードします。
C:\Program Files\arduino-1.0.5\hardware\tools\配下にあるavrフォルダを avr_org と名前変更します。
ダウンロードしたavr.zipを展開し生成されたavrフォルダを
C:\Program Files\arduino-1.0.5\hardware\tools\配下にコピーします。
(mac) AVR-GCCコンパイラ他(CrossPack for AVR Debelopment)を,ここからダウンロードします。
デフォルトの/usr/local/CrossPack-AVR
にインストールします。「ターミナル」から次のように操作してArduino IDE のAVR-GCC他と差し替えます。<span style="color: #c4c4c4;">cd /Applications/Arduino.app/Contents/Resources/Java/hardware/tools/ mv avr avr-original ln -s /usr/local/CrossPack-AVR /Applications/Arduino.app/Contents/Resources/Java/hardware/tools/avr</span>
- 使い方
Ardunio IDEを起動して
「ツール」→「マイコンボード」→「ATtiny10 (Internal 8MHz clock)」を選択します。
さらに
「ツール」→「書込装置」→「AVRISP mkII」を選択します。
下の図を参照して,AVRISPmkIIの MISO(TPIDATA), SCK(TPICLK), RESET, VCC, GNDを接続します。
ATtiny10の4番ピン(D2)にLEDを接続します。
Arduino IDE でサンプル・スケッチのBlinkを開き,
int led = 13; を int led = 2;
と書き替えてコンパイル・アップロードするとLEDが点滅するはずです。 - 制限や問題点
delayMicrosecondsを次のように定義したため関数の引数は定数に限られます。変数は使えません。
#define delayMicroseconds _delay_us - 次のファイルを改編しています。改編個所には //modified by kimio kosaka とコメントを添えています。
attiny/cores/arduino/Arduino.h
attiny/cores/arduino/wiring.c
attiny/cores/arduino/wiring_analog.c - Special Thanks
@oo4444さんには,ATtiny10対応版のAVRライタソフト avrdude ver 5.11.1 のwindows版バイナリファイルの所在を教えていただきました。そこからダウンロードしたモノをavr.zipに組込んであります。
@morecat_labさんには,ATtiny10に関する有益なサイトへのポインタを教えていただきました。
クワクボリョウタさんには,PWMに関するアドバイスをいただきました。